Photo: Shutterstock
野生動物と人とが
共生できる、地域の姿へ。
私たちWilCoLa(ウィルコラ)は、アジアで生息数が減りつつある野生動物とその生息地の保全に向け、人と野生動物が共生できる地域環境作りに取り組んでいます。
動物にも、人にも。
良い保全のかたちを模索する。
まず動物が必要とする環境を明らかにし、その環境を守りながら、地域の人々が密猟や違法伐採をしなくてもすむような保全の形を模索します。地域の保全は地域の人の手で継続していくことを理想とし、保全を志す現地の学生や地域の人々、子供たちを支援していきます。
私たちのアプローチ
4つのアプローチから、野生動物と人が共生できる地域づくりに取り組んでいます。
データに基づく保全活動
バングラデシュでのスナドリネコの調査研究・環境教育を行っています。
地域と共に歩む保全
バングラデシュでの食肉目による被害対策、ミャンマーでの雇用創出に取り組んでいます。
エコツーリズムのフォロー
密猟や違法伐採の代替として、インドネシアの国立公園で導入後の環境保全活動を継続的に支えています。
地域の人材育成
地域の保全を地域の人の手で継続していけるよう、3か国で次世代の人材育成に力を注いでいます。
なぜこの課題に
取り組むか
バングラデシュや東南アジアでは、農地や居住区の拡大とともに野生動物の生息地が縮小し、人の生活圏との重複が進んでいます。重複の度合いが大きくなるほど、人と動物との競合は深刻になり、野生動物をとりまく状況は厳しくなっていきます。
一方で、毎年洪水が起こるデルタ地域や、大きな経済的被害をもたらす動物の近くで生きる人々の暮らしも、決して楽ではありません。密猟や違法伐採をせざるを得ない状況になることも多くあります。子供や大事な人が病気になり薬代や病院代が必要になったとき、お米が不作で食べ物を買わなければならないとき、漁のためのボートを買ったのに魚が獲れず借金だけが残ったとき——現金を作る手段がそれしか残されていない場合も、珍しくありません。
この中で、野生動物が人と共生していくためには、動物にも人にも良い形を模索する必要があります。そこで、わたしたちWilCoLaは、まず動物が必要とする環境を明らかにし、その環境を守りながら、地域の人々が密猟や違法伐採をしなくてもすむような保全の形を模索します。地域の保全は地域の人の手で継続していくことを理想とし、保全を志そうとする現地の学生や地域の人々、子供たちを支援していきます。
Photo: Shutterstock
いま、スナドリネコは
様々な脅威にさらされています
生息地であるマングローブ林や湿地の消失・劣化・分断に加え、人との軋轢や密猟の脅威にも直面しています。開発や気候変動の影響で湿地環境そのものが失われつつあり、生息地の保全と地域社会との共生を同時に進める取り組みが求められています。
